この記事の対象
「まめやのお肉 ブロックタイプ 1kg」(食べもんぢから。)をまとめ買いするかどうか迷っている人向けの記事です。乾燥ブロックタイプの大豆ミートを、唐揚げや煮物などの主菜にどこまで使えるのか、1kgを買い切れるのか、戻す手間と保存性のバランスをどう見るか、という観点で書いています。
ビーガン/ベジタリアン生活を送っており、大豆ミートを継続して使っている立場から、良かった点と気になった点を均等に並べます。動物性食品を食べる人に向けての記事ではありませんが、肉の使用量を減らしたい・置き換え候補を探している人にも開いた書き方をしています。

結論: ◎ 継続して使える。ただし「乾燥タイプ」と割り切れる人向け
先に結論を出します。
- 「まめやのお肉 ブロックタイプ 1kg」は、乾燥ブロックの大豆ミートを定期的にまとめ買いしたい人にとっては◎です。
- 一方で、戻す手間を惜しむ人には向きません。その場合は同シリーズのチルドタイプ・冷凍タイプを併用するか、最初からそちらを選んだ方が継続しやすくなります。
- 用途で言えば、唐揚げ・酢豚・野菜炒め・煮物・カレーといった「肉のかたまり感」を残したい料理に向きます。麻婆豆腐のような「ひき肉前提」の料理にはミンチタイプの方が向きます。
つまり「乾燥ブロック」という形状を選ぶ意味があるかどうかで評価が分かれる商品です。価格・容量・保存性の三点が揃っているので、形状の選択がはまる人には長く続く一袋になります。
商品の基本情報
公式の商品ページと、実際の袋表記から確認できる範囲で整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | まめやのお肉 ブロックタイプ 1kg |
| 販売元 | 食べもんぢから。 |
| 形状 | 乾燥ブロックタイプ |
| 内容量 | 1kg(1袋) |
| 加工 | 国内加工品 |
| 価格(楽天) | 2,129円 |
| 栄養成分(100gあたり) | エネルギー359kcal / たんぱく質66.8g / 脂質1.5g / 炭水化物19.5g |
乾燥タイプなので、戻すと重量が約3倍前後に増えます(製品やレシピで多少差はあります)。1kgの乾燥ブロックは、戻し後ではかなりの量になるという前提で買うのが現実的です。一人〜二人暮らしであれば、半年単位で使い切る感覚になります。
栄養成分の数字を見ると、たんぱく質が100gあたり66.8gで脂質が1.5gという構成です。乾燥ブロックの大豆ミートは、肉と比べて脂質が低くたんぱく質が高い構成になりやすい食材です。これは食品成分の事実であって、健康効果を約束するものではありません。
編集部員が使ってよかった点
ここからは、実際に継続して使っている立場で、良かったと感じている点を並べます。
1. ブロックタイプ特有の「食感の残り方」がしっかりしている
大豆ミートでよくある不満として「ふにゃっとしていて食べ応えがない」というものがあります。まめやのお肉 ブロックタイプは、噛んだときに繊維感が残り、口の中で潰れにくいのが特徴です。
唐揚げにすると、衣の中にしっかりした「中身」がいるという感覚があります。野菜炒めに入れた時も、野菜より先に崩れることがありません。ミンチや薄いフィレに比べて、料理全体の主役を張れる形状です。
2. 1kgの容量と価格のバランスが取れている
楽天で2,129円、内容量1kg。乾燥ブロックは戻すと約3倍前後になるため、戻し後では実質3kg近い主菜素材になります。1食あたりに換算すると、肉のブロック肉を継続購入するよりも単価を抑えやすい構成です。
「安いから選ぶ」のではなく、「容量と価格のバランスが取れているから継続できる」という感覚に近いです。1袋を使い切るまでに、いろいろな料理に分散して入れられるのも、まとめ買いの安心感につながります。
3. 肉で作っていた定番料理にそのまま入れ替えやすい
このブロックタイプの強みは、「これまで肉で作っていた料理の置き換え先」として違和感が少ないことです。
- 唐揚げ: 戻して下味をつけ、衣をつけて揚げる
- 酢豚: 揚げてから、野菜と一緒に甘酢あんで絡める
- 野菜炒め: 戻したものを下味で軽く炒め、後から野菜と合わせる
- 煮物: 戻したものを、しょうゆ・みりん・だしで含め煮にする
- カレー: 具材として、戻したものをそのまま投入する
レシピをゼロから組み直す必要がなく、これまで使ってきた家庭の味付けの中に「肉の代わり」として収まります。これがリピーター化に直結している実感があります。
4. 乾燥タイプならではの保存性
肉と違い、開封前は常温で長期保存できます。「買ったから早く食べないと」というプレッシャーがありません。まとめ買いをしても食材ロスにつながりにくいのは、乾燥タイプ最大の利点です。
冷蔵庫の容量を圧迫しないため、他の食材と取り合いになりません。災害備蓄を兼ねる素材として考える人もいます。
5. 国内加工で、扱いに不安が少ない
商品名にも記載されている通り、国内加工品です。原料の大豆そのものの産地表記は商品ページ・パッケージで確認するのが確実ですが、「国内で加工されたもの」という最低限の安心は得られます。

編集部員が気になった点
良かった点の裏返しとして、気になる点も正直に書きます。
1. 戻し方に手間がかかる(乾燥タイプ共通の課題)
これは「まめやのお肉 ブロックタイプ」だけの問題ではなく、乾燥タイプの大豆ミート全般の課題です。お湯または水で戻して、水切りをして、しっかり絞る。この一連の作業が必要になります。
- お湯で戻す場合: おおむね10〜15分程度(製品表示に従う)
- 水で戻す場合: 30分以上を見ておくと安全
- 戻したあと: 水気をしっかり絞らないと、料理が水っぽくなる
平日の夜、帰宅して30分で夕食を仕上げたい局面では、この一手間が地味に響きます。
対処: 時間がない時は、同じ「まめやのお肉」シリーズのチルドタイプや冷凍タイプを併用するという運用が現実的です。「安く買いたいなら乾燥ブロック、時間がない平日にはチルド/冷凍」という分担運用にすると、乾燥ブロックの手間が継続購入の障害になりません。
2. 麻婆豆腐などミンチが必要な料理には向かない
ブロックタイプなので、「ひき肉の代わり」としては形状が合いません。麻婆豆腐・餃子・ハンバーグのような、もともとミンチを前提とした料理には、同シリーズのミンチタイプを選ぶ方が結果的に料理として満足度が高くなります。
無理にブロックを細かく刻んでミンチ代わりにすることもできますが、本来の食感が失われるので、ブロックタイプの良さを生かすなら「かたまり感を残す料理」に使う方が筋が通ります。
3. 大豆特有の風味は残る
下味をつけずに食べると、大豆らしい風味が前に出ます。これは原料が大豆である以上、避けられません。下味の段階でしょうゆ・しょうが・にんにく・スパイスなどを効かせると、料理の味の中に自然に収まります。
「大豆ミートに何も足さなくても完全に肉と同じ味になる」という期待で買うと、ずれが出ます。大豆ミートならではの食感がある食材として扱うのが、満足度を上げる現実的な距離感です。
戻し方・調理の具体例
ブロックタイプを買って最初に試すのにちょうどよい料理を、2つだけ具体的に書きます。
例1: 大豆ミートの唐揚げ
- 鍋にお湯を沸かし、乾燥ブロックを入れて10〜15分茹で戻す
- ザルにあげ、水で軽く洗いながら粗熱をとる
- 両手で挟むようにして、水気をしっかり絞る(ここを丁寧に)
- しょうゆ・酒・おろししょうが・おろしにんにくで下味をつけ、10分置く
- 片栗粉(または小麦粉と片栗粉を半々)をまぶす
- 170〜180℃の油で、表面がきつね色になるまで揚げる
ポイントは「水気を絞る工程」を省かないことです。ここを丁寧にやるかどうかで、衣の付き方と食感が大きく変わります。
例2: 大豆ミートと根菜の煮物
- 乾燥ブロックをぬるま湯で戻し、水気を絞る
- にんじん・大根・こんにゃくなどを乱切りにしておく
- 鍋にだし汁・しょうゆ・みりん・砂糖を合わせ、根菜を煮る
- 根菜に火が通ったら、戻した大豆ミートを加える
- 落とし蓋をして、味が染みるまで弱火で煮含める
肉で作る煮物との違いは、「煮込みすぎても硬くならない」ことです。味を含ませる時間に余裕があるので、平日に作って翌日に持ち越す副菜にも向きます。
他の購入者のレビュー傾向
楽天市場のレビューを参照しました。
- レビュー件数: 151件
- レビュー平均: 4.53(5点満点)
レビューの全体傾向としては、次のような声に分かれています。
良い評価で目立つもの
- 「食感がしっかりしている」「噛みごたえがある」という、ブロックタイプの形状そのものへの満足
- 「1kgで価格が抑えられているので、まとめ買いに使いやすい」という容量・価格バランスへの評価
- 「唐揚げ・酢豚・カレーなど、肉で作っていた料理にそのまま入れられる」という汎用性
- 「保存しておけるので、ストック食材として安心」という保存性への評価
気になる声として出ているもの
- 「戻すのにそれなりに時間がかかる」「絞るのが少し面倒」という、調理工程の手間
- 「大豆の風味が気になる時がある」という、下味の必要性
- 「1kgは思ったより量が多い」という、容量の見積もり
良い点は形状・容量・保存性に集まり、気になる点は乾燥タイプ共通の手間と容量感に集まる、という分布です。本記事の編集部員側の体験と、レビューの傾向はおおむね一致しています。
レビュー平均は4.53と高めですが、レビューはあくまで投稿者個人の感想であり、購入判断の唯一の根拠にはなりません。自分の生活リズム(戻す時間を取れるか)と用途(かたまり料理が多いか)に当てはめて判断するのが安全です。
まとめ買い時の注意
1kgというサイズを継続購入する前提で、押さえておきたい点を整理します。
賞味期限
乾燥タイプなので、開封前の賞味期限は比較的長く設定されています。具体的な期限は出荷ロットによって変わるので、到着した袋の表示を必ず確認してください。長いからといって油断せず、開封後はなるべく早めに使い切る方が風味の面で安心です。
保管場所
- 直射日光が当たらない場所
- 高温・多湿を避けた場所
- 開封後は密閉容器に移し替えると、湿気を吸いにくい
1kg袋を一度に開けると、最後の方で湿気を吸ってしまうことがあります。ジッパー付きの保存袋か、密閉できるキャニスターへの移し替えを推奨します。
1袋あたりの戻し量(=何食分か)
乾燥1kgを戻すと、おおむね3kg前後の戻し量になります。料理1食あたりに使う戻し後の量を150〜200gと仮定すると、1袋でおよそ15〜20食分の主菜素材として扱えます。
ただしこれは一人前換算の目安です。家族で使う場合は、当然1食あたりの使用量が増えるので、消費スピードは早くなります。
価格の目安と購入導線
- 楽天: 1袋 2,129円(食べもんぢから。の販売ページ。レビュー4.53/151件)
- Amazon: 楽天と価格帯に差がない場合が多いものの、ポイント還元・送料条件で総支払額が変わります。
価格は変動します。リンク先で現在の販売価格と送料条件を必ず確認してください。送料無料ラインや、まとめ買い割引が走っているタイミングを狙うと、一袋あたりの総額をさらに抑えられることがあります。
こういう人に向いている / 向いていない
最後に、想定読者を絞り込んでおきます。
向いている人
- 大豆ミートをすでに継続して使っており、乾燥ブロックでの主菜素材を探している人
- 唐揚げ・酢豚・煮物・カレーなど、かたまり感のある料理で肉の使用を減らしたい人
- 食材の保存性を重視している人(常温で長期保存できるストック食材として)
- 戻す時間を取れる休日中心の調理に組み込みたい人
- 1kg単位でのまとめ買いで、買い物の頻度を減らしたい人
向いていない人 / 別の選択肢が良い人
- 戻す手間をかけたくない人: 同シリーズのチルドタイプ・冷凍タイプの方が、調理導線が短くて続けやすい
- 麻婆豆腐などミンチ料理が中心の人: 同シリーズのミンチタイプの方が形状が合う
- 少量から試したい人: いきなり1kgは多い。初回は小容量パックから入って、自分の食生活に馴染むか確認してからまとめ買いに移行する方が安全
- 大豆の風味そのものが苦手な人: 下味を強めにつけても風味は残るので、別カテゴリの代替食材を検討した方がよい
向き不向きを冒頭で言い切れるくらい、形状の選択がはっきり結果に出る商品です。自分の調理スタイルに対して、乾燥ブロックという形状が筋として通るかどうかを考えてから買うと、買って後悔する確率を下げられます。

「まめやのお肉 ブロックタイプ 1kg」は、押し売りされるような派手さのある商品ではありません。乾燥タイプの基本を丁寧に作り、1kg単位で出している、地味で実直な大豆ミートです。動物性を減らす選択肢の一つとして、家庭の主菜に静かに収まる商品だと考えています。
画像: Pexels


